投資信託について〜入門
・毎月分配型と再投資型がある
毎月分配型:毎月定額が投資家に支払われる(利益で足りない分は元本から差し引き)
┗定年後の生活費等に適する
再投資型:投資家への分配は無く、利益が出ていたら元本として足される
┗複利が期待されるため、長期投資に適する
・投資信託にかかる4つのコスト
1.購入コスト:買付手数料(購入時のX%)
2.運用コスト:信託報酬(年率X%)
3.売却コスト:信託財産留保額(売却金額のX%)
4.売却益コスト:売却時に発生する利益に対する税金(利益の20.315%)
※ここでNISAを利用していたら、4の「利益に対する税金」が発生しない(非課税)。
・証券口座内のお金のことを「買付余力」という
・自動引落(銀行口座→証券口座)と毎月積立(証券口座→毎月定額購入)の組合せが便利
・基準価額:ファンドの単価(金融商品の時価のようなもの)
・純資産額:ファンドの財産(減少傾向にある時は撤退気味かも?)
・目論見書:ファンドの説明書
・ノーロード型:買付手数料(上記コストの1)が発生しない金融商品
┗信託報酬(上記コストの2)が高く設定されている場合があるので要注意
・「為替ヘッジあり」の場合、為替による損得が無関係になる
・投資信託では、ポートフォリオを作る(分散投資をする)ことが大事
・リスクごとのカテゴリ分け
債権:ローリスク・ローリターン
株式:ミドルリスク・ミドルリターン
・運用におけるチェックポイント
【買付時】
1.投資対象が同じでも、コストが異なる商品がある(コストが低いものを選ぶ)
2.手数料の高さと成績は比例しない
3.信託期間を確認するべし(長期運用を考えるなら無期限を選択)
4.過去の実績を少し参考に
・騰落率:一定期間中の、基準価額の変動率
・トータルリターン:一定期間中の、騰落率にコストや分配金を含めたものの変動率
※トータルリターンの方が実情の変動率に近い
※評価会社によってはトータルリターンを騰落率として掲載しているところも
【買付後】
1.目論見書をしっかりチェック
┗概要・投資比率・ファミリーファンド・コスト・リスク・使用開始日(更新日)など
2.月次レポートで目標値と大きく乖離していないかチェック
・資産管理ツールを使おう
┗証券口座・銀行口座など、複数の金融機関で資産管理している場合、ツールを利用することで一元管理が可能となり、とても便利
・最後に、投資信託に対する批判もしっかりと調べた上で決断することが大事。